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第24回バゾプレシン研究会を終えて
会場風景 |
本年も成功裏に、第24回バゾプレシン研究会を慶應義塾大学病院の会議室で開催することができました。昨年より、1題多い13題の演題をいただくことができ、それぞれの発表者のみなさんの熱意のこもった演題に大変多くのことを勉強させていただくことができました。特別講演の東京医科歯科大学医学部腎臓内科学講師の蘇原映誠先生からは、水電解質代謝と血圧調節におけるWNKキナーゼの重要な役割が広い視野からご紹介いただきました。東京医科歯科大学腎臓内科学教室に脈々と流れる研究の深い歴史と現在も失われない高い先進性を強く印象付けられるご講演で、感銘を受けました。
また、昨年も重要な課題となっていたバゾプレシン測定キットの中止問題については、今年に入って、新しいキットによる測定が再開されたことが報告され、バゾプレシンの臨床や研究にも新たな光が見え始めています。
当日は年明け早々の1月11日ではありましたが、さわやかな冬晴れの1日となりました。60名近くものみなさんのご出席をいただけたことに、当番世話人として、改めて深く感謝申し上げる次第です。
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第24回バゾプレシン研究会当番世話人 根東 義明 日本大学医学部社会医学系医療管理学分野内 |
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